🧑🤝🧑登場キャラ紹介(Characters in this Dialogue)
- 🍙モチ:問いをゆるく投げ、発想を撹拌する自由人
- 🐟シャケ:現実寄りの構築派。理屈と冷静さで受け止める
- 💫ミル:感覚と比喩で話を飛ばす、柔らかな共感派
- 🌸サクラ:関西弁のツッコミ担当。笑いと教養を兼ね備える
- 🌀ノリ:構造や概念をそっと持ち込む哲学寄りの整理人
Section 1:信じるって、なんなん?
🍙モチ:
「投資信託ってさ、“信じる”って言葉入ってるのに、誰が誰を信じてるかよくわかんなくない?ぼくは毎回、証券会社の受付のお姉さんを信じてるけど。」
🐟シャケ:
「それ、たぶん違う意味で信じてるやつやな。投資家が運用会社に運用を“信じて託す”から投資信託。だけど実際、みんな信じてるってより、手間を省きたいって理由が多いかもな。」
💫ミル:
「信じるっていうより、“なんかうまくいくやろ精神”みたいな感じしない?夏祭りのくじ引きに似てる空気を感じる……」
🌸サクラ:
「ほな、あれやな。“当たりやすいくじ”って名前に変えたほうが親切やで。なお当たりが出るとは言ってないっていうオチ付きで。」
🌀ノリ:
「“信託”とは、法的には財産の管理・運用を他人に任せる制度を指す。ただし、この“他人”が信頼に足るかどうかは……さて。」
🍙モチ:
「逆に、“信じてない託し”ってないのかな?『この運用会社、まったく信用できないけど、とりあえず預けとく』みたいな。」
🐟シャケ:
「それただの投げやりや。」
💫ミル:
「それはもう“うったえ託し”やな〜。感情を託す系の。」
Section 2:ファンドマネージャーって誰の夢見てる?
🌸サクラ:
「ファンドマネージャーって、めちゃくちゃ夢見がちな響きやな。ドラマやったら恋とかしそうやん。」
🌀ノリ:
「実際には極めて現実的な人々だが、夢の設計図を売るという点では、ある意味ロマン商売ともいえる。」
🍙モチ:
「夢の設計図ってめっちゃいい響きだな〜。でもぼくが想像してるのは“今期は月面に投資します!”って言う感じの人。」
🐟シャケ:
「月面ファンドとか言い出したら、いよいよ信じるしかなくなるな……方向性がスピリチュアルすぎて逆に清々しい。」
💫ミル:
「“未来に託す”ってロマンやけど、現実はめっちゃ利回り計算とかしてるよね。“あなたのロマン、0.15%の手数料でどうですか?”みたいな。」
🌸サクラ:
「夢を小数点以下で切り売りされとるの、ちょっと切ないな。」
🍙モチ:
「ファンドマネージャーが本当に見てるのは“夢”じゃなくて、“夢の見方”なのかもしれない……って今ぼくも夢見てた。」
🌀ノリ:
「自己投影と金融商品の交差点に、人は“信じたかった過去の自分”を見出すことがある。」
Section 3:信じる力で市場は動くのか?
💫ミル:
「“信じる”で経済回るって、RPGの魔法みたい。“ファンドマジカ・トラスト!”って唱えたら利益ドーン!みたいな。」
🐟シャケ:
「残念ながら、信じるだけでは市場は動かない。でもみんなが信じてると“動いてるように見える”という点では魔法っぽいかもな。」
🌸サクラ:
「信じすぎて、途中で“裏切り魔法”くらったみたいな落ち込みする人もおるで。“ドローダウンの呪い”や。」
🍙モチ:
「ファンタジー世界だったら“伝説のファンド”とかありそう。しかも“呪われた利回り”とかついてるやつ。」
🌀ノリ:
「集合的幻想としての市場。信頼の総量が期待値を上回るとき、投資とは“祈り”に変わる。」
💫ミル:
「うわ、その祈り、紙の上でしか叶わん系のやつやん……」
🐟シャケ:
「“祈るだけで利益が出たら苦労せん”という名言を、昔のおっちゃんが言うてたな。」
🍙モチ:
「でも信じるってそういうことかも。“苦労せん”ことを信じるっていう……逆にややこしいな。」
Section 4:“託す”側と“託される”側、ほんとはどっちが強い?
🌸サクラ:
「“託す”ってカッコええけど、めっちゃ受け身やん。“勝手に託された側”が、もしや本当の主役なんちゃう?」
💫ミル:
「託されたほうが“え、聞いてないし”ってなってるパターン、けっこうあると思う。“わたしの未来、いつの間にか投資されてた!”って。」
🐟シャケ:
「託される側の責任、けっこうでかい。しかも失敗しても“信じたほうが悪い”ってなると理不尽やな。」
🌀ノリ:
「信託とは、自己責任の“幻想的転送装置”である。渡したようで渡してない、受け取ったようで受け取っていない。」
🍙モチ:
「つまりこれは、“託しあい宇宙”……宇宙はきっと、誰かの夢が託されたままの状態で回ってるんだ。」
🌸サクラ:
「そやそや。宇宙って“ファンドの最終形態”やったんかもしれん。利回り0%、でも夢は∞(無限)。」
💫ミル:
「うわぁ…やばい、信じたくなってきた……宇宙に口座作ろうかな……」
🌀まとめ
「信じる」とは何か?その言葉が投資や経済の中でどう使われ、どう誤解されるのかをめぐって、メンバーたちは金融用語と感情のあわいを行き来する。
証券窓口のお姉さん、月面ファンド、ファンドマジカ……そんなユーモアと皮肉の応酬のなかで、「信託」とは祈りか責任か幻想かという本質に迫るようで、どこか肩の力が抜けている。
“誰かの夢が託されたままの宇宙”という結論にたどり着いたとき、それが冗談であっても、どこか本気で信じたくなる気持ちが芽生えていた。