🍙 登場キャラ紹介
- 🍙 モチ(ごはん)…アイデアを転がす自由人。思いついたことをすぐ口にしがち。たぶん一番楽しんでる。
- 🐟 シャケ(芯)…話の本質をつかみにくる論理派。ときどき鋭すぎるけど、話を引き締める存在。
- 🌀 ノリ(外装)…全体構造を整えたり、抽象化したり。静かだけど、言ってることは深い。ときどき解説役。
- 💫 ミル(空気担当)…直感と感性で空気を変えるスパイス枠。
🌀【1】いまの自分は、信用されてない?
🍙モチ:
資産運用って、よくよく考えると「いまの自分」に不信感あるよね?
「今は使うな、未来のお前の方が賢いから」みたいな…。
🐟シャケ:
いや、むしろ「いまの自分」に意思決定権を集中させてるんだよ。
「未来のお前の代わりに、俺が決めといてやる」っていう謎の支配構造だ。
💫ミル:
なんかそれ…タイムマシンで「将来の自分」に手紙送ってる気分じゃない?
「まだ信じてるよ…このお金、育てといて…」みたいな。
🌀ノリ:
実際には、その「未来の自分」もまた、“当時の今の自分”を見て首かしげてる可能性あるね。
資産も運用も、最終的には「誰を信じてたかの履歴書」かも。
🍙モチ:
じゃあもう、将来の自分に向かって「お前ほんと頼むぞ」って言っておけばいいのか…。
🐟シャケ:
いやむしろ、「あのとき何を信じてたんだ?」って問いが、回収できない利回りなんだよ。
🌀【2】“未来の自分”って、実在するの?
💫ミル:
「未来の自分」ってさ、本当にその人に会えるのかな?
なんか…違う人になってる気がするんだよね。
🌀ノリ:
自己の継続性には脳科学的な議論があるけど、「記憶の連続」が自己だとするなら、
資産運用って記憶の担保でしかない。
🍙モチ:
えっ…じゃあ、未来の自分は、自分じゃない可能性あるの!?
だったら、自分の貯金、知らん人に渡してることにならない!?
🐟シャケ:
でもそれを言い出すと、風邪引いて寝込んでるときの自分も「今の自分じゃない」しな…。
💫ミル:
そうそう。たとえばお金が必要なとき、未来の自分が「うわ、こんなことで使いたくなかった」って怒るかも。
🍙モチ:
そのくせ、こっちが我慢して我慢して残したお金で、
未来の自分が「旅館で3泊しちゃった〜」とかしてたら泣く。
🌀【3】投資って、“賭け”なの?“祈り”なの?
🌀ノリ:
そもそも資産運用って、行動経済学でいう「時間割引率」の話でもあるけど、
“信仰”に近いんじゃないかな。
🐟シャケ:
経済合理性の上に乗った、かなりポエティックな期待だよね。
市場と自分の“未来像”の両方を信じてるって、結構ギャンブル。
💫ミル:
でもさ、それって恋と似てない?
「今は会えないけど、将来のあなたと幸せになりたい」って…それ運用だよね。
🍙モチ:
うおー!じゃあ資産運用って、未来の自分との“遠距離恋愛”だったんか!
🐟シャケ:
その恋人、成長してるかもだけど、浪費癖ついてる可能性もあるぞ。
🌀ノリ:
でも、何も信じられないって状態よりは、何かに“かける”選択は必要かもしれない。
🍙モチ:
信じてるけど、見張っとこ。
“未来の自分”、たまに監査入れとこ。
【まとめ:未来の自分と、ほどよい距離感で】
※ノリ解説
資産運用という行為は、単なる経済的判断にとどまらず、「いまの自分」と「未来の自分」の関係性をどう捉えるかという深い問いを含んでいます。
お金を預ける=信じるという構図が、時間の流れに応じて希望にも不安にもなる。
だからこそ、「信じすぎない」「頼りすぎない」ちょうどよい距離感こそが、運用の哲学なのかもしれません。