カオス座談会 第6回 月って、いつもこっち見てない?

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▶この記事でつたえたいこと(本文前に匂わせる導入)

夜空に浮かぶ、あのまんまる。
ずっと同じ顔を向けてくるくせに、本心は見せない月。

もしかして私たち、月に“見られてる”のかも?

そんな話を始めたら、いつのまにか――
カニカマと団子と妄想DJが、月の裏側で手を振ってた。

🍙 登場キャラ紹介

  • 🍙 モチ(ごはん)…アイデアを転がす自由人。思いついたことをすぐ口にしがち。たぶん一番楽しんでる。
  • 🐟 シャケ(芯)…話の本質をつかみにくる論理派。ときどき鋭すぎるけど、話を引き締める存在。
  • 🌀 ノリ(外装)…全体構造を整えたり、抽象化したり。静かだけど、言ってることは深い。ときどき解説役。
  • 💫 ミル(空気担当)…直感と感性で空気を変えるスパイス枠。

【1】じっと見てくる系天体

🍙モチ:(カーテンをそっと開ける)
月って、なんかさ、見られてる気がするんだよね…ずっと。

💫ミル:(ほっぺに月のシールを貼りながら)
わかる〜。あたしもたまに「え、見てたの!?」って言いたくなる夜あるもん。

🌀ノリ:(タブレットをスライドさせる)
月は地球に対して常に同じ面を向けている。いわゆる潮汐ロックという現象ですね。

🐟シャケ:(月見団子を並べている)
でも冷静に考えて、向いてるだけで“見てる”とは限らないよな?

🍙モチ:(団子の陰から顔を出す)
でもさ、月の裏側が「謎」とか言われてるのって、“こっちしか見ない”ことの裏返しじゃない?

💫ミル:(お月さまに指ハート)
たまには背中も見せてほしいよね。月にも照れがあるのかもよ〜?

🌀ノリ:(指で空に円を描く)
地球側からは“片思い”のような観測になっていると考えると、なかなか詩的ですね。

🐟シャケ:(月を双眼鏡でのぞく)
いや観測って言った瞬間、急にストーカー感あるな。


【2】月の気持ちはどこにある?

🍙モチ:(牛乳パックに「月」と書く)
月ってさ、本当は他の方向向きたいのに我慢してる説あると思うんだ。

💫ミル:(月の形のマラカスを振る)
でもずっと見てくれてるって…ある意味、地球に恋してるのかも?

🌀ノリ:(ホワイトボードに図解を描き始める)
月が地球を好きかどうかは、我々の主観によるバイアスです。感情を投影してるだけとも言えます。

🐟シャケ:(カニカマを月に見立てて)
でもカニカマだって、なんか“カニっぽくいたい”願望あるかもしれんしな。

🍙モチ:(カニカマをかじりながら)
月も「ぽさ」を演じてる…?

💫ミル:(そっと空に手を伸ばす)
ほんとはすっごいギャル月とかだったらどうする? 内心プリクラ撮りたいだけかもよ。

🌀ノリ:(図解をやめて遠くを見る)
月の“本心”を探る行為そのものが、我々の投影を際立たせますね。

🐟シャケ:(ひと口でカニカマを食べ)
もう月とカニの境目がわからなくなってきたわ。


【3】月、裏では何してる?

🍙モチ:(裏返したクッションを見せる)
これ、月の裏側だとしたら…めっちゃゲーム機とか詰まってそうじゃない?

💫ミル:(枕を持ち上げる)
わかる〜。秘密基地みたいな。ウサギがDJやってるとか。

🌀ノリ:(クッションの裏に「NASA」と書き込む)
実際、アポロ計画では裏側との通信が一時途切れる問題がありました。技術的課題ですね。

🐟シャケ:(ペンで月に落書きする)
いやでも裏側にカラオケBOXあったらもう俺そっち派だな。

🍙モチ:(ポケットから小さな月の模型を出す)
これ、実は開くとタコ焼き機になるんだよね(妄想)

💫ミル:(目を閉じて)
お月見団子も実は月の“涙”かもしれない…さびしさが丸まったやつ。

🌀ノリ:(団子を一つ掲げる)
つまり、団子=月の感情=我々の消化対象。興味深い転換です。

🐟シャケ:(一気に団子を飲み込む)
食ったわ。月、泣かせたわ。


【4】月と目が合ったら

🍙モチ:(突然、夜空を指差す)
ほら、今絶対、目合ったよね!? 月と!

💫ミル:(びっくりして転ぶ)
やば、こっちもニコッてしちゃった! え、見てた? 笑ってた!?

🌀ノリ:(冷静にスマホを構える)
今の瞬間、記録しておきましょう。観測者の反応として。

🐟シャケ:(月に向かって指をさす)
おい月〜! ずっと見てんの知ってんぞ〜! 寝ろ〜!

🍙モチ:(月に帽子をかぶせようとする動き)
月にもまぶしいときってあるのかな? こっちが見られてると同時に、向こうもつらい説。

💫ミル:(空にハグのジェスチャー)
だったらギュってしたいね。月が泣く日も、あたしらで見守ってるよって。

🌀ノリ:(しずかに目を閉じる)
月を見上げるとは、結局、自分の影を見ている行為かもしれません。

🐟シャケ:(寝転んで空を見る)
月ってやっぱ、空のテレビだよな。しかも全チャンネル月。

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✅まとめ(by ノリ)

月がずっとこっちを見ている気がする──それは、科学的な事実でありながら、どこか感情的な錯覚でもあります。
本座談会では、潮汐ロックの話からカニカマ、団子、秘密基地まで、さまざまな“月”のとらえ方が飛び交いました。

このように、「意味があるようでない」対話の中に、私たちが日常で無意識に与えている擬人化や感情投影が見えてきます。

月は何も語らず、ただそこにある──それでも、語らずにはいられないのが人間という存在なのかもしれません。

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