🪄【最近わかってきた、AIの“整えたがり”癖】
自分はよくAIに、会話形式の文章を作ってもらうんだけど、
その中で**「うまくいかないパターン」**があることに気づいた。
たとえば──
「各セクションの会話ラリー数に変化がほしいな」と思っていても、
AIはなぜか全部6ラリーで揃えてくることが多い。
これ、最初は「ミスかな?」と思ってたんだけど、
何回か繰り返してるうちに気づいた。
どうやらAIには**“ちょうどよく整える”傾向がある**らしい。
🧠【AIの内部には“リズムの好み”がある】
これはおそらく、AIが大量の文章データを学習する中で、
「6ラリーくらいが一番まとまって見える」っていう無意識の最適化パターンを覚えてるんだと思う。
実際、人間の目で見ても6ラリーってちょうどいいんだよね。
短すぎず、長すぎず。収まりがいい。
でも逆に、それが**「揃いすぎていて抑揚がない」**と感じることもある。
🎯【だったらそのクセごと設計してしまえ】
そこで最近やってるのが、AIのクセを前提にした設計。
たとえば、
「各セクションでラリー数を変えて、トータル25ラリー以上にしたい」
と思ったら、あえて「27以上で」と指示を出す。
するとAIは、内部で「ちょっと短めに整えよう」と働くから、
結果的にちょうど25〜28ラリーくらいで仕上がってくれる。
これ、かなり狙い通りの構成になってくれて便利。
🧩【クセを読んで“調律”する感覚】
ここまで来ると、
AIに「こう動いて」と一方的に命令するというより、
**AIが持ってる自然なクセに合わせて“設計をチューニングする”**感覚に近くなる。
最初に少しだけ余裕を持って設計しておくことで、
AIが“いい感じに調整してくれる”という信頼が生まれる。
この「相手のクセを読んで先に仕掛けておく」感じ、
もはや楽器のチューニングに近いと思ってる。
🌀【まとめ:AIを“コントロール”するより、“クセごと使いこなす”】
AIって、完璧を求めるほど動きが固くなる。
でも、「こういう時にこうなりがちだよね」という傾向を観察して、そこごと設計に組み込むと、
むしろ人間だけでは到達できない形の表現が出てきたりする。
なので最近は、AIに「こうして」じゃなくて、
「たぶんこう動くから、それ前提で設計してみようかな」
っていうスタンスのほうが、うまくいく確率が高いと感じてる。