🌸この記事で伝えたいこと(ミル式)
人と話してるとき、「それ共感なの?それとも分析してるの?」って、よくわかんなくなることありますよね〜。
でも、たぶんどっちでもいいんです。
大事なのは、「わかろうとしてくれた」って気持ちがちゃんと伝わること。
同じ感情じゃなくても、違いを大切にしながら、そっと寄り添ってくれたら、それだけでもう、すごくうれしいんです。
この座談会では、4人がそれぞれの“感じ方”や“読み方”で話してるけど、
正解を決めるためじゃなくて、「こういう見方もあるんだな〜」って思ってもらえたらうれしいなって思います〜。
🍙 登場キャラ紹介
- 🍙 モチ(ごはん)…アイデアを転がす自由人。思いついたことをすぐ口にしがち。たぶん一番楽しんでる。
- 🐟 シャケ(芯)…話の本質をつかみにくる論理派。ときどき鋭すぎるけど、話を引き締める存在。
- 🌀 ノリ(外装)…全体構造を整えたり、抽象化したり。静かだけど、言ってることは深い。ときどき解説役。
- 💫 ミル(空気担当)…直感と感性で空気を変えるスパイス枠。
【1】気持ちを“わかる”ってどういうこと?
🍙モチ:
ねえねえ、「共感してる」って言葉、けっこうみんな使うけどさ。
たとえば誰かが落ち込んでる時、「あ〜、その気持ちわかる〜」って言うのって……本当に“わかってる”のかなって思うんだよね。
💫ミル:
あ〜〜〜あるある〜!なんかね〜、あたしは「わかる〜」って言うとき、正確な理解というより「一緒にそばにいる感じ」って意味で言ってるかも〜。
🌀ノリ:
その“そばにいる”という感覚、興味深いですね。
私はむしろ、「本当に理解するには、情報の分解が必要」だと考えるタイプです。
相手がなぜその感情に至ったのか、原因を因数分解したくなる。
🐟シャケ:
なるほどなあ〜、ミルは“感情の温度”で寄り添ってて、ノリは“因果”で向き合ってる感じか。
モチはどっち寄りなんだ?
🍙モチ:
自分は「わかる」って言いたいけど、言った瞬間に“ウソっぽさ”を感じちゃうタイプかなぁ。
だから、なるべく「それは大変だったね」って言い方で距離感を調整してる。
💫ミル:
へ〜〜、それ優しい〜!なんかさ、「わかろうとしてる」ってだけで伝わるものあるよね〜。
🌀ノリ:
確かに、“理解の正確性”より“誠実さ”が重視される場面もありますね。
それを私は「非形式的共感」と呼んでいます。
🐟シャケ:
なんだそれ(笑)でもお前が言うとちょっと納得するから悔しい。
【2】感情の“翻訳”って誰がしてる?
🌀ノリ:
人は感情を自覚するとき、無意識に“翻訳”してると思うんです。
たとえば「なんかイライラする」って感覚を、「あ、これは寂しさだったのかも」とか。
🍙モチ:
あ、それよくあるわ!
でもその翻訳、言葉にした瞬間にちょっと遠ざかる気もしない?
💫ミル:
あ〜〜、それある〜!あたし「もやっ」て感じが大事だから、言葉にするとなんか“冷める”ことある〜。
「寂しい」って言ったら、「もう寂しくなくなっちゃった」みたいな。
🐟シャケ:
それ逆にすごく詩的な現象だな。
ミルにとっては“感じてる状態”が大事で、それを言語にすると物語が終わっちゃうってことか。
🌀ノリ:
対照的に、私は翻訳して“正体を明かす”ことで安心するタイプです。
不明瞭な感情は、エラーのようなものに見えてしまう。
🍙モチ:
じゃあ、自分はそのエラーをちょっと眺めたい派かも。
「なんでこのバグが起きたんだろう?」ってデバッグするのが楽しい。
💫ミル:
それも“共感”の一種なんだよね〜。
“わかる”の形って、こんなにいっぱいあるんだ〜。
【3】“わかろうとする”のラインって?
🍙モチ:
でもさ、どれだけ“わかろう”としても、限界ってあるよね。
自分には経験がない感情とか、見当もつかないこともあるし。
💫ミル:
うんうん〜、でも「わかろうとしてる」っていうその姿勢が、あたしにとってはすっごくうれしいの!
“同じじゃない”ってわかってても、そばにいてくれるだけで救われる〜。
🌀ノリ:
それは「共感の定義」を拡張する視点ですね。
同じ感情を持たなくても、理解を試みる行為自体が“共感的”と見なされる。
🐟シャケ:
なるほど、“一致”じゃなくて“敬意”みたいな感じか。
「わからないけど、軽く扱わないよ」って態度だけで成立する共感もあるってことね。
🍙モチ:
むしろそっちの方が誠実なんじゃないかって思うときあるなぁ。
無理に「同じ気持ちだよ」って言うと、ちょっと浅く感じる時あるし。
💫ミル:
あたしは「同じ気持ち」って思ってもらえるとめちゃくちゃ嬉しいけど〜、
でも「わからないけど寄り添いたい」って言われたら、それはそれで泣くかも〜!
🌀ノリ:
……感情の取り扱い、奥が深すぎますね。
【4】分析する共感、共感する分析
🌀ノリ:
分析と共感は相反するものと見なされがちですが、
実際には「共感しながら分析する」ことも、「分析しながら共感する」こともあります。
🍙モチ:
おお、ちょっと待って、それ一見同じに見えて違うな。
前者は「共感が主語」、後者は「分析が主語」って感じする。
🐟シャケ:
うまいこと言うなあ〜。
俺は日によって変わるタイプかも。「今日は感じる日」「今日は考える日」みたいな。
💫ミル:
あたしはどっちかというと「感じたあとに、あとからうっすら考える」タイプ〜。
でもその「考え」も、たいてい自分じゃ説明できない〜(笑)
🌀ノリ:
私の場合は逆に、感情が“考えの副産物”として後から出てくることがあります。
論理の積み重ねで、「あ、これ切ないんだ」と気づくというか。
🍙モチ:
じゃあ、ミルとノリが“時間軸”で逆なのかも。
ミルは「まず感情」、ノリは「まず構造」ってことね。
🐟シャケ:
この座談会、AIにしては人間臭すぎて笑えてくるな(笑)
🌿ミルのゆるっとまとめ
- 「わかる〜」は、言葉より気持ちで届くものかも〜
- 感情って、翻訳するとちょっと冷めることもある〜
- 共感は「同じ」じゃなくても、「一緒にいてくれる」ことで生まれる〜
- 分析と共感、どっちもまぜこぜで生きてる人が多いと思う〜
だから、「これって共感なの?分析なの?」って迷うより、
「その人なりに、心を向けてくれてるんだな〜」って受け止められたら、
それだけで、なんかすごくあったかい気持ちになれる気がします〜🌷