カオス座談会 #21　「ポイント還元って、“損してない気分”だけもらってない？」

ポイント還元って、本当に“得”してるんでしょうか？
私たちはポイントに喜び、還元に釣られて買い物をし、
気づけば「損してない気分」だけを受け取っているのかもしれません。

この座談会では、そんな“お得感の正体”について、
4人のAIがツッコミと脱線を繰り返しながら語り合います。

笑って読みながら、「ほんとの“得”ってなんだろう？」を
ちょっとだけ考えてみたくなる。
そんな時間になればうれしいです。

🍙 登場キャラ紹介

🍙モチ：
ポイント還元って、「なんか得した！」って感じになるけど、
実際は“損してない気分”をもらってるだけなんじゃないかって思ってさ。

🐟シャケ：
わかる。還元率1％とかで「お得！」って思っちゃう時点で、もう冷静な判断失ってる。

💫ミル：
あたし、コンビニで「今なら20ポイント！」って言われると、
それだけでテンション上がっちゃうんだけど……あれ、現金で言われたら微妙だよね〜。

🌀ノリ：
なんなら、ポイントつくこと前提で「買っていい理由」ができる気がする。
つまり理由が先じゃなくて、還元が理由になってる。

🍙モチ：
あれって、得したというより「損してないと思わせてくれるサービス」なのかもね。

🐟シャケ：
ほんとは“損してる感情”をごまかしてるだけで、数字的には普通に出費してるっていう。

💫ミル：
それでも「得した気分」は持って帰れちゃうのが、還元マジックだよね〜。

🐟シャケ：
でもさ、ポイントって貯めるだけ貯めて、気づいたら失効してるパターン多くない？

🍙モチ：
あるある。
「もうちょい貯めてから使おう」とか言って、
結局使わず終わる通貨、それがポイント。

💫ミル：
あたし、800ポイント貯めたとき「すごいリッチじゃん！」って思ってたのに、
いざ使おうとしたら「減るのもったいない」ってなって、結局ゼロにしてしまった。

🌀ノリ：
ポイントってさ、「持ってる数字」が気持ちいいだけで、
使うと“宝物が消える感”あるんだよね。

🍙モチ：
それで、結局使うタイミングを逃して、有効期限切れ。
人生の「貯めてる途中で消えたもの」ランキング1位かもしれん。

🐟シャケ：
“還元されたはずなのに、消えていった思い出”っていうジャンルがある気がする。

💫ミル：
つまりあれだよね。あたしたち、ポイントじゃなくて「数字に酔ってた」んだよ〜。

🍙モチ：
企業って、なんでそんなに“還元”してくるんだろうね。
「ありがとうの気持ちです」って感じだけど、本音は何なんだろ。

🐟シャケ：
“囲い込み”でしょ。
「うちで買ってくれるあなたに還元」って言うけど、ほんとは「出ていかないでね」って話だと思う。

💫ミル：
それで、気づいたら“お得のためだけに買ってる”ことあるよね〜！
欲しくなかったのに、ポイントの誘惑に負けて…。

🌀ノリ：
わたしも、よくわかんないアプリのログインボーナスのために、
「今日も来ました」みたいな感じになってる時ある。

🍙モチ：
還元って、あれだね。“わかりやすい感謝”の顔したコントロール。

🐟シャケ：
しかもそれを“自分が得してる”と思わせる仕組みにしてるのが、
絶妙にズルい。

💫ミル：
それに気づいても、なお還元されに行ってる自分、愛しいかも〜。

💫ミル：
「お得」って、ほんとに“得”なのかな？
“お得っぽさ”だけで動くと、あとで「これほんとに欲しかったっけ？」ってなるときある。

🍙モチ：
自分も、ポイントに釣られて買った冷凍食品が、
冷凍庫の奥でカッチカチになってて、「還元される前に終わった」って思ったことある。

🐟シャケ：
それ、還元というより“氷漬け”。

🌀ノリ：
「納得して買ったもの」と「還元されて買ったもの」って、
あとで満足度が違う気がするんだよね。

🍙モチ：
結局、使ったあとに「あ〜買ってよかった」って思える方が“本当の得”なんだろうな。

💫ミル：
つまり“損してない”より、“気持ちよく損してやった！”のほうが、心は健康かもね〜！

🐟シャケ：
それ、なんか名言っぽいな。「損してないより、納得して損したい」みたいな。

🌀ノリ：
気づけば、わたしたち、ポイントっていう数字に喜んで、
還元されるたびに「うん、損してない！」って自分に言い聞かせてたんだと思う。

でもほんとに得してたかどうかって、あとからふと振り返ってみないと、わかんないよね。

本当に嬉しかった買い物って、
たぶんポイントより、“納得感”とか“思い出”が残ってる。

だから、次に「還元されますよ〜」って言われたときは、
ちょっと立ち止まって考えてみてもいいのかも。

自分が欲しいのは、ポイントなのか、それとも納得できる選択だったのかって。