最大500万円超の支援も?知らなきゃ損な「高等教育の修学支援新制度」完全ガイド【2025年版対応】

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■ 結論:「お金がないから進学できない」は、もう過去の話になるかもしれない

「大学行きたいけど、お金が…」
「うちの家庭は奨学金を借りるしかないかも」
──そんな悩みを持つ高校生・保護者に、本当に知ってほしい制度があります。

それが「高等教育の修学支援新制度」。
簡単に言えば、授業料の減免+返済不要の奨学金がセットで支給される、いわば“大学ほぼ無償化”制度です。

しかも、この制度は年収380万円以下の世帯だけでなく、2025年度からは「多子世帯」なら所得制限なしで使えるようになるという拡充が予定されています。

「知らなかった」で損するには、あまりに大きすぎる支援──
この記事では、制度の中身、使い方、そして体験談まで、生活ハックとして実践的にご紹介します。


■ 手順:制度を利用するにはどうしたらいい?

この制度は、いきなり授業料が減免されるわけではありません。
まずは、JASSO(日本学生支援機構)による「給付型奨学金」に申し込むことが入口となります。

【Step 1】高校在学中に「進学前予約採用」に申し込む

  • 学校を通して申請(春頃~夏頃に締切)
  • 家計状況や学業成績に関する書類を提出
  • 採用区分(第Ⅰ~Ⅲ区分)によって支給額が決まる

【Step 2】大学・専門学校に進学し、入学後に手続きを完了させる

  • 進学先の学校が「対象校」に登録されている必要あり
  • 学校からの案内に沿って、正式な採用手続きへ進む

【Step 3】入学金・授業料減免&奨学金支給がスタート

  • 入学金・授業料が減額(最大100%)
  • 給付型奨学金が毎月振り込まれる(最大約7万円/月)

■ 選択肢:どれくらいの金額が支給される?

この制度のすごさは、「返済不要」なうえに、支給される金額が非常に大きいことです。

支援対象授業料等の減免上限給付奨学金(月額)
国公立大学(自宅)年額 約54万円約38,000円
私立大学(自宅)年額 約70万円約46,000円
私立大学(自宅外)年額 約70万円約75,800円
短大・高専・専門同様に対象。進路ごとに金額変動

例えば、私立大学に自宅外通学する学生が「第Ⅰ区分」に採用されると、
1年間で最大140万円以上の支援が受けられることになります。

これが4年間続けば、実質500万円超の支援になる可能性もあるのです。


■ 支援を「継続」するために必要な条件は?

制度は「出願したら終わり」ではなく、在学中も定期的な確認と成績チェックがあります

◯ 継続条件の主なチェック項目:

  • GPA(成績)などの学業状況
  • 出席率
  • 単位取得数

不適切と判断されると以下の対応が取られます:

状態結果
警告継続支給だが次年度審査厳格化
停止一定期間給付がストップ
廃止以降は支援対象外となる可能性あり

「授業に真面目に出る」「単位を落とさない」といった基本的な学生生活が維持できていれば、問題なく継続されます。

■ 実例:制度を使って進学できた学生とその家庭の声

👩‍👧 ケース①:シングルマザー家庭・子ども2人が大学進学(私立文系+理系)

「兄は理系の私立大学、妹は文系の私立大学。どちらも進学できたのは、この支援制度があったから」
母親が受け取った説明書によれば、授業料免除だけでなく、毎月の奨学金も家計を支える大きな助けになったという。
申請手続きでは学校や学生課の協力を得ながら進め、一度の手続きで4年間の安心が得られたことに感謝しているとのこと。

👦 ケース②:支援対象からわずかに外れた学生の体験談

「自分の家計収入が“ギリギリ対象外”で、奨学金も給付型ではなく貸与型しか選べなかった…」
情報を得たのが遅く、申請タイミングも逃した。制度の基準に対して“線引きされる側”になったショックと、「早めに調べておけば」という後悔が記されていた。


■ 注意点:制度の「穴」と「勘違いしやすい点」

誤解・落とし穴正しい理解・対応
高校での成績が超優秀でないと使えない?成績はあくまで一定水準(5段階で3以上)あればOK
奨学金と減免制度は別物?奨学金の採用で自動的に減免制度が連動
申請すれば自動で選ばれる?予約採用などの締切を守らないと不採用になる
私立大学は対象外?公立・私立問わず対象。ただし上限金額あり

◯ その他の見落としポイント:

  • 「進学後の手続き忘れ」で採用無効になるケースあり
  • 「継続審査(成績・出席率)」の存在を知らず、停止された学生もいる

■ 2025年度からの拡充:多子世帯は無条件で“無償化”へ

今後の制度拡充は、さらに生活ハックとしての重要性を高めています。

◯ 多子世帯(子ども3人以上)への特別措置

  • 2025年度から、所得制限を撤廃
  • 授業料・入学金が無条件で全額免除対象
  • 対象校に通えば、申請さえすればフル支援が確定

これは実質、「高校無償化」に続く“大学無償化”の大きな転換点となる可能性があり、対象者にとっては朗報です。


■ まとめ:制度は「準備した人」にこそ恩恵が届く

「学費が払えないかもしれない」「奨学金の返済が不安」──
そう思ったら、まずはこの制度を調べて、進路に含めること。

ポイントは3つです:

  1. 給付型奨学金と授業料減免は“連動している”
  2. 対象世帯はどんどん広がっている(特に多子世帯)
  3. 申請タイミングを逃すと、あとから取り返せない

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🔗 参考・出典

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