▷この記事で伝えること
- なぜ家にカメムシが来るのか?その習性と時期
- 専門家が勧める、日常で使える予防・撃退法
- 実際の家庭での成功・失敗体験から学ぶヒント
- 応急処置・駆除方法のポイント
- カメムシ対策に「香り」や「温度」が効く理由
■ なぜカメムシは家に来る?──まずは“習性”を理解する
秋から冬にかけて、突然ベランダや玄関に大量出現するカメムシ。なぜ彼らは住宅に侵入してくるのでしょうか?
カメムシが屋内に入る主な理由は、「越冬」のため。日中に日差しのあたる壁面や網戸に集まり、隙間から屋内に侵入しようとします。特に光に寄ってくる性質(走光性)を持ち、夜間の照明や、白い洗濯物に反応することが知られています。
南九州大学の新谷喜紀教授も「カメムシは日が落ちる頃からベランダの明かりなどに集まるため、夕方以降の洗濯物の取り込みと、隙間のケアが重要です」と述べています。
■ プロが推奨する「家庭でできる5つの対策」
1. 侵入口の遮断(サッシ・網戸・換気口)
- 窓枠・サッシの隙間に隙間テープを貼る。
- 網戸の破れやズレを補修し、隙間を作らない。
- 換気扇フィルターや通気口にも網を設置。
これは特に集合住宅やマンションの中層階でも有効です。カメムシは飛行能力が高く、10階以上にも到達します。
2. ハッカ油スプレーを活用
- ハッカ油5滴+無水エタノール10ml+水90mlをスプレーボトルに。
- 窓や網戸、ベランダの手すりなどに噴霧すると忌避効果あり。
- 強い香りを嫌う性質を活かした天然系対策。
タバスコやコーヒーなども効果があるとの検証報告もありますが、ハッカ油は手軽で安全性が高いため家庭用に最適です。
3. 洗濯物の取り扱い
- 外干しの際は白系の衣類を内側にたたむか、カバーをかける。
- 取り込み時はしっかり振って虫の付着を確認。
特に赤ちゃんやペットがいる家庭では、洗濯物からの侵入が無視できないルートです。
4. まちぶせ型殺虫剤の活用
- スプレー型(シフェノトリンなど)をサッシや窓枠に事前噴霧しておく。
- 効果は2週間ほど続き、侵入前に駆除可能。
ただしペットや子どもが触れないように設置場所に注意が必要です。
5. ペットボトルトラップ/凍殺スプレー
- 逃がす場合は「ペットボトル+厚紙」で口に誘導して封じ込め。
- 即効駆除には「凍殺ジェット」など物理的冷却処理が有効。
- 潰すと臭いが残るため“刺激しない”工夫が必須。
Taskleでは「カメムシアタッカーEX」や「虫こないアース」など、刺激せずに効果を発揮する製品が推奨されています。
■ 【体験談①】100匹出現…恐怖の夜に立ち向かった対策とは?
ある家庭では、「夜、外灯の下に100匹以上のカメムシが群がり、ドアを開けた瞬間に侵入された」という事態が発生。
試した対策は以下の通り:
- スプレー(即効型殺虫剤+まちぶせ型)
- 凍殺ジェット
- トンボの模型をベランダに吊るす(捕食者としての心理効果を狙う)
- 洗濯物に「虫除けハーブスプレー」
結果的には「スプレーとベランダ掃除の徹底」が最も有効で、「トンボ模型は気休めだった」とのこと。