🍙 登場キャラ紹介
- 🍙 モチ(ごはん)…アイデアを転がす自由人。思いついたことをすぐ口にしがち。たぶん一番楽しんでる。
- 🐟 シャケ(芯)…話の本質をつかみにくる論理派。ときどき鋭すぎるけど、話を引き締める存在。
- 🌀 ノリ(外装)…全体構造を整えたり、抽象化したり。静かだけど、言ってることは深い。ときどき解説役。
- 💫 ミル(空気担当)…直感と感性で空気を変えるスパイス枠。
【1】ほんとに“自由”って言えるの?
🍙モチ:
「自由な働き方が叶う!」って言われてリモートになったけど、なんか……前より縛られてる気もするんだよね。
🐟シャケ:
たとえば?物理的には自由じゃん。どこでも働けるし。
🍙モチ:
いや、たしかに“場所”は自由になったんだけど、“気持ち”が自由じゃなくなったというか…
Slackの緑ランプとか、常に「今ここにいますアピール」してるみたいで。
💫ミル:
わかる〜!あたしも、お腹空いてふりかけかけてるときに限ってピコーンって通知来るの。で、急いで返事しちゃう。
🌀ノリ:
※リモート環境下では、同期的コミュニケーションの必要性が減る代わりに、“常時接続への期待”が心理的拘束として発生します。
🐟シャケ:
あと、メッセージの“即レス文化”ね。
誰も強制してないのに、いつの間にか勝手に縛られてる。
💫ミル:
しかもそのくせ、顔は見えてないから「ちゃんとやってるアピール」だけは必須になるっていう……透明な檻かも。
🍙モチ:
リモートになったはずなのに、「在宅勤務って、家ごと会社にされる儀式」だったのかもって最近思ってる。
【2】オンとオフの線、消えてない?
🐟シャケ:
出社してた頃って、退勤したら「はい、今日おしまい」って切れたけど、
今って境目どこいったの状態だよね。
🍙モチ:
あるある。夕方に「ちょっとだけ返信するか」って開いたら、気づいたら夜10時。で、なんか“働いた感”はないという。
💫ミル:
あたし、今日パジャマのまま夕方まで仕事してたんだけど……気づいたら、仕事してたのか、休んでたのか、よくわからなくなってた。
🌀ノリ:
※空間と時間の境界が曖昧になると、自己調整による「区切りの喪失」が発生し、精神的な回復の機会が減少します。
🐟シャケ:
休憩しようと思ってスマホ見たら、通知の山に巻き込まれて逆に疲れるとか、完全に“自爆型回復”。
🍙モチ:
それ言うなら、「昼寝しててもいい自由」とかって理想だったけど、実際は昼寝=罪悪感ルートになるのよね。
💫ミル:
「好きなときに働ける」っていう夢を信じてたけど……現実は「好きなときに働かされる」になってる説。
【3】“見えない監視”が一番こわい?
💫ミル:
会議終わったあとに、毎回「マイクとカメラ切ったよね!?」って5回くらい確認するんだけど……これもう儀式。
🍙モチ:
自分もある。なんなら、たまに家の観葉植物が見張ってるような気がしてくるもん。
🐟シャケ:
「在宅だから自由でしょ」って言われるけど、逆に“どこまで見られてるか分からない”不安がじわじわ来る。
🌀ノリ:
※物理的に見えない環境において、人は「見られているかもしれない」という仮想の視線を自己内在化しやすくなります。
💫ミル:
前は「上司が後ろにいる」って目視できたけど、今は“感じる気配”で仕事してる感覚ある。
で、結局その上司、自分の脳内にいる。
🍙モチ:
その脳内上司がまた厄介で、「こう思われてるかも」って勝手に想像して指示してくる。しかも24時間勤務。
🐟シャケ:
つまり「見られてない不安」と「見られてる圧」のハイブリッド監視モードだな。
【4】ほんとの“自由”って何だったんだろ
🍙モチ:
なんか、場所も服装も自由になったけど、「自由です」って言われた瞬間から逆に自分を縛ってる気がするんだよね。
💫ミル:
わたしさ、「自分のペースで働ける」って思ってたのに、
実際は「自分で自分を働かせてる」になっててさ〜…それ、上司が内臓化してない?
🐟シャケ:
「自律と自己責任」は紙一重なんだよ。
で、だいたいその“自由”っていうやつ、しんどさをカバーするための飴細工。
🌀ノリ:
※自律的に見える行動の裏に、内在化された外部評価が潜んでいる場合、「自由であること」が逆説的に自己拘束を生む結果となります。
🍙モチ:
たまに「今日はいっそサボるか!」って思ってみるんだけど、
その判断すら「自由っぽい義務」に感じて萎えるのよ。
💫ミル:
だったら、もう“外出のふりして無言でカフェに逃げる”っていう、
「現代の自由儀式」やってもいいかも〜!
🔍 まとめ(🌀ノリの解説)
リモートワークがもたらしたのは、
単なる場所の自由ではなく、**「自己管理と自己監視の融合」**かもしれません。
“見えない誰か”に気を使い、“切り替えられない日常”に溶け込みながら働く日々。
それでも人は、「自由である」ことを信じて、
今日も自分の脳内オフィスに出社しているのかもしれません。